​前回の雑記では気になるカメラやレンズに関する妄想を書き連ねてみました。ひととおり書いて物欲を静めるつもりでしたが、その後もずっと気になっていた、タムロンのズームレンズを買ってしまいました。


テーマのない撮影を行なうようになり、場所や状況等でズームレンズの使用機会が増えてきました。これまではシグマのAPS-C用のレンズを使っていましたが、メインの6Dで使うレンズが欲しいと思いました。


ズームレンズを買ってからは、ほとんどの撮影を6Dで行なうようになりました。なるべく1台のカメラで撮影をまかないたいので、満足しています。カフェ撮り以外は、散歩撮影の時でもこの組み合わせで出かけています。見た目のゴツさと、重さは散歩撮影向きではありませんが、適度な運動にもなります(笑)


手元で画角を変えられることのメリットは、撮影スペースの制約を受けにくいことです。それと、画角による見え方の違いが把握しやすいので、素早く構図を決められる気がします。

ただ、楽をしすぎてもいけない気がするので、自分が動ける状況では、望遠端(70mm)のまま自分が動くようにしていますが。


レビュー的なものはネット上にいろいろと載っていますので、そちらをご参照いただければと思います。ひとつだけ、このレンズのウリである手振れ補正に関しては、現時点では「何ともいえない」というのが正直なところです。これは今後の様々な撮影で長期的に検証してみたいと思いました。ただレンズそのものは、個人的には買ってよかったと思っています。
現在のメイン機はキヤノン EOS 6Dで、レンズはEF85mm F1.8 USMを着けています。

サブ機はEOS Kiss X7で、レンズはシグマ 17-50mm F2.8 EX DC OS HSMです。

そしてもう1台、初代EOS Mを持っています。レンズはふだんはEF-M22mm F2 STMを着けていますが、シグマのズームを着けることもあります。

ほかには「ニュー撒き餌レンズ」ことEF50mm F1.8 STMと、EF-S55-250mm F4-5.6 IS Ⅱを所有しています。

安い機材で細々とやっていますが、とくに大きな不満はありません。ただ、気になるカメラやレンズはいろいろとあり、頻繁にネットで検索し、あれこれ考えたりしています。最近は以下のような感じです。


【6Dと組み合わせる今どきの85mmレンズ】
モデルを遠い距離から小さく写す場合など、今どきのレンズで描写(解像感)がどういうふうに変わるのか気になります。手振れ補正機能もあり、実勢価格が最も安いタムロン SP 85mm F/1.8 Di VC USD (Model F016)が現実的な選択肢かもしれません。

【6Dと組み合わせる標準ズーム】
シグマ 17-50mm F2.8 EX DC OS HSMを購入して以来、ズームレンズの便利さを重宝しており、メインの6Dにズームレンズを組み合わせると、撮影の幅も広がるのではないか?と考えるようになりました。現実的な値段を考えるとシグマ 24-70mm F2.8 DG OS HSMかタムロン SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 (Model A032)のどちらかになりますが、最新にこだわらなければタムロン24-70mm F2.8 Di VC USDが7万円ほどで購入できます。ズームリングの方向がキヤノンと同じシグマか、シグマよりも手振れ補正の効きが強く、価格も安いタムロンか。今のところまったく考えていませんが、シグマの場合、マウントコンバーターを介してソニー Eマウントカメラにも使えるようになります。

【シグマ 17-50mm F2.8 EX DC OS HSMと組み合わせるカメラ】
Kiss X7でも良いのですが、撮影の幅を広げるためにバリアングル液晶のカメラと組み合わせたい気持ちがあります。EOS 80Dか、EOS Kiss X9が候補になります。カメラとしての基本性能を重視するならば80D、安さと最新の画像エンジン(による恩恵)を取るならばX9となります。現在X7でさほど不満もないので、価格的にはすぐにでも買えそうなX9が現実的かと思っています。

【他社カメラ】
具体的にはMF時の自動拡大機能があるミラーレスカメラですが、APS-Cセンサーと手振れ補正機能を搭載したソニー α6500はとても気になります(α7シリーズは価格的に選択肢から外れます) 実勢価格がX9とほぼ変わらず、上位機種並みに機能が充実したペンタックス K-70もとても魅力的です。ただ、今の活動をあとどのくらい続けられるのかわからない状況で、マウント替えを行なう勇気はありませんが。

【ハッセルブラッド】
よかったら前回の記事をご覧ください(笑)→  (Click!) 


上記のカメラやレンズは、ハッセルブラッドを除けば、分割払いでの購入を現実的に検討できそうかな?というものです。ネットショップのカゴに入れてみることもあります(笑)

新しいカメラやレンズが欲しいという思う理由の中には、新しい機材で写真が劇的に良くなるような、幻想を抱いている部分もあります。手振れ補正が付けば、高感度の画質が上がれば、レンズの解像感が上がれば、バリアングルなら、ズームなら・・・・・・と。

ただ、無条件でカメラに使える自由なお金があるわけではないので、いつも妄想して終わりです。あれこれ妄想しているのが楽しいのかもしれません。
Img_d5e4106d9a2d4283bf554f06d1f14406
Img_014556c04259b3faf6cfd7035e859425
ハッセㇽブラッドは有名な中判カメラです。名前と外観だけは知っていましたが、2か月ほど前に友人から実物を触らせてもらいました。

独特の形状、手にズシリと来る重みは、ただの写真を撮る道具にとどまらない愛着を感じさせます(人様のカメラですけど・・・・・・)使わないときは手入れして棚に飾っておきたくなります。そう思うと部屋をきれいに片づけるかもしれません。

タイトルに「衝撃」と付けていますが、衝撃なのはファインダーでした。

上からのぞくタイプのファインダー、サイズは5センチ角くらいでしょうか。ファインダーというよりはデジタルカメラのライブビューのような感覚ですが、見え方はまったく異なります。

とにかく像が明るい。そして、ピントを合わせると合焦する部分がクッキリと浮かび上がってきます。今まで使ってきたデジタル一眼レフのファインダーで、こんな鮮明な見え方を経験したことがありません。

ただ「よく見える」だけではない、肉眼で見るのとも違う、目の前の何でもない光景がファインダーを通すことで特別なものに見えてきます。

正直、このつたない文章ではまったく魅力を伝えられません(笑) 実際に見てみないとこの感動はわかってもらえないと思います。

そして、ふだんは「作業」の要素が強い、ピント、絞り、シャッタースピードなどを決めていく過程も、ある種の儀式を行なうような、特別な気持ちになります。古いカメラの、1枚を撮るのに手間をかける楽しさというものを、初めて実感しました。

そうした過程を経て切るシャッター、ガシャッ!というかバシャッ!というか、大きな音と指に伝わる感覚が、特別な1枚を撮ったというしびれるような快感をもたらしてくれます。

先日、現像したポジフィルムを見させてもらいましたが、ファインダーをのぞいたときの特別な気持ちがよみがえりました。

ポートレートに関していえば、「そこに人がいるだけ」で画が成立します。

フィルム1本で撮影できるのは12枚(120フィルムの場合)ですが、1枚を撮るまでの過程を考えると、12枚も撮ることができたら充分だという気がします。

ハッセルブラッドを持たせてもらったときのような気持ちで、ふだんの撮影も行なってみようと思い、後日試してみましたが、やはり同じようにはいきませんでした。でも、丁寧に撮るということをあらためて意識できたことは良い経験だったと思います。
(枚数を撮りながら手探りしていく、デジタル撮影の良さももちろんあります)

そんな衝撃と感動を与えてくれたハッセルブラッドですが、一式を使用できる状態で購入すると20万円近くかかります。現在、カメラにそこまでお金はかけられませんし、仮にお金があったとしても、現実的な選択肢として新しいデジタル一眼レフか、レンズを買ってしまうような気がします。

ただ、ハッセルブラッドにこだわらなければ現実的に手が届く価格帯のカメラもありますし、中判フィルムカメラは今後も気になる存在です。